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なぜ、ANEXってイイモノ作ってくるんだろうなあって、結構不思議だったんです。 日本のメーカーのドライバーって、なんだかはっきり言ってちょっとモノ作りの情熱見たいなものを感じなかったんだけど、このメーカのドライバーはちょっと違う。
なんか結構こだわって作ってるなあっていう感じがしてました。
そしたら・・・。
ANEXはもともと工業用ミシンの付属ドライバーを作っていたメーカーでした。ミシン全盛時代の工業用ミシンに付属しているドライバーのなんと90パーセントは、ANEXという時代があったのです。
なぜ、そこまでミシンメーカーに信頼されるドライバーがANEXから作り出されたか?
・・・・・面白いこと聞きました。
もともと新潟三条という地域は、ドリルの刃を作っている地域でした。そこでこの地域には、ドリルの刃を作る為の良質の刃物用の鋼が沢山集まってきました。ANEXのドライバーは、なんとこのドリルの刃を作る良質の鋼を材料として用いたことから、他メーカーのものよりのずーっと質の良いドライバーが作れたんです。
このような背景からもこのメーカーが大量に安く商品を作るということよりも、良いものを作ろうとする姿勢がうかがえますよね。
(ちょっと、よいしょ)
さて、電動ドライバーの性能向上にともなって、ドライバービットに剛性が求められだした。っていうお話は前回したとおりですね。
では、このドライバーの剛性っていうのは、なにが大事なんでしょうか?
これはドライバーの軸の部分の材質という事ももちろん大きな要素なんですが、なんと言ってもそのドライバーの先端のビット部分の形状が、如何にビスにフィットする精巧な作りになっているのかが求められます。
日本国内のメーカーは、このお化けのようなトルクに耐えうるために徹底的に国内で流通するビスの形状を研究し、そのビスにあう精巧な作りのドライバーの先端を作り上げました。
前回お話した通り電動ドライバーの進化に伴って、現状、国産のドライバーであるレベル以上のものは外国のメーカー品のドライバーよりも、ドライバーの先端の形状については上だとはっきり言えます。
ただ、問題はやはり、その材質です。
PBのドライバーは先端がちょっと赤っぽいですよね。あれは、材質にバナジウムが多く含まれている為に、やや赤みが出ています。これに対して国産ドライバーの先端は黒っぽい。バナジウムの含有量がやや少ないといえます。バナジウムが多く含まれると、いわゆる『粘り』というのが出てきます・・・。
・・・・単純にその剛性は鋼に含まれる成分の問題だけでなくその焼き加減等にも大きく影響されるのですが、鉄という素材に関して言えば、やはりヨーロッパにはかなわないのかなあと、思います。
じゃあ、どっちがいいんじゃあ!!
うーん・・。ANEXは素晴らしい!PBも素晴らしい!!形状ならANEX。素材、質感ならPB。
このくらいで勘弁してください・・・。
おいおい。なんで国産Vは?
なんででしょう????
次回はあなたの身の回りにもあるビスのお話です。
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