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工具を選ぶときラチェットなんかの先っぽのソケットを差し替えるタイプの工具で必ず問われるのがこの差込角(SQ)っていうやつ。これはいったいなんですか?一般的にはどの差込角がいいんですか?
これは、非常に多い疑問です。
まず、差し込み角というのはラチェット等のソケットの差込口の大きさを差すものです。この大きさによって、使えるサイズも異なりますし、工具の本体そのものの大きさも変わります。
差し込み角は一般的なもので5種類あり、おおよその使えるサイズは下記の通りです。
差し込み角
かっこ内はインチの呼称 |
通称 |
ソケットのサイズ |
| 6.3sq(1/4) |
しぶいち |
3mmから14mm |
| 9.5sq(3/8) |
さんぶ |
5.5mmから26mm |
| 12.7sq(1/2) |
にぶんのいち |
6mmから36mm |
| 19.0sq(3/4) |
ろくぶ |
19mmから60mm |
| 25.4sq(1) |
いんち |
36mmから85mm |
一般的には6.3sqから12.7sqまでの3種類のものがよく使われます。どの差込角を選ぶかは上記のサイズを参照に選ぶのがよいのですが、
日本の場合、自動車関係では9.5sqが圧倒的に多く
産業関係では12.7sqが多いです。
例えば、製造工場に行って普通のラチェットソケットというのは差し込み角12.7sqの事を意味していて、自動車整備関係でいう普通のラチェットは9.5sqになります。ホームセンターの工具コーナーで担当のお兄さんに普通のラチェット下さいって言った時に9.5sqを出してくるか、12.7sqを出してくるかっていうのでそのお店のお客さんが工場や建築関係が多いのか車関係が多いのかの目安にもなります。
これに対してヨーロッパでは6.3sq(しぶいち)の人気が非常に高くなっています。エンジンなどの細かい場所は6.3sq、足回りなどのサイズが大きい、またはトルクのかかる場所は12.7sqという分け方が多いです。
ヨーロッパやアメリカでは数多くの工具を使って効率を追求するのに対して日本では、ひとつの工具でなるべく多くの作業をやろうとする、
作業に対する文化の違い
というものが、日本で3/8(9.5SQ)という中間のどちらのサイズも使える工具の 使用を多くした原因かもしれません。
趣味で、色々なものをイジルという観点に立てば、欧米っぽく、作業そのものを楽しみなるべく安全に工具もたーくさん使いたいと、考えるのか、なるべく工具にもお金をかけず、少ない工具で工夫して作業することを楽しむのかという事にもなると思います。
これについては本当に好き好きです。
※個人的にはこの6.3sq(しぶいち)の工具の持つ、なんともいえないかわいらしさ、工具を越えたグッズ的な魅力に近頃メロメロなんです。小さな箱にがっちりと詰まった小さな工具を見るとちょっとクラっときますよ。
上記の差込角と使用サイズの表はあくまでも参考ですが、上記の表の中で上限ギリギリのサイズについてはひとつ上の差し込み角の工具を使用されたほうが良いと思います。
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